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GPSサイコンの使い方

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」その9 ~スマートトレーナーコントロール機能で榛名山ヒルクライムを再現!~

2019年2月11日

作成したコースを自宅でリアリティ高く再現できる

パイオニアの新型サイクルコンピューターSGX-CA600に搭載されるスマートトレーナーコントロール機能。コンピューター本機に取り込んだコースデータをスマートトレーナーと連動させることで、実際のコースと同じ距離と勾配の変化を再現できます。自宅にいながら、リアルなライドを楽しむことができる注目の機能です。

このスマートトレーナーコントロール機能を、前回に続き紹介していきます。ルート作成からSGX-CA600への取り込み方法については、こちらを読んでほしいと思います。

過去の走行ログデータを再現できるだけでなく、今回のように実際に走ったことがなくても、パソコン上で作成したコースデータも再現できてしまう点に注目です。この機能を活用すれば、楽しみの幅が広がることが期待できるでしょう。

 

榛名山ヒルクライムのコースを再現

ここからは、SGX-CA600に取り込んだ5月に参加予定の榛名山ヒルクライムのコースを、実際に再現してシミュレーション走行をしたのでレポートしていきます。

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」スマートトレーナーコントロール機能 SGX-CA600に取り込んだ榛名山ヒルクライムのコース

SGX-CA600に取り込んだ榛名山ヒルクライムのコース

 

SGX-CA600とANT+規格で相互通信が可能なスマートトレーナーをペアリングさせると、SGX-CA600に取り込まれたコースデータをシミュレーションできるようになります。

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」スマートトレーナーコントロール機能 ANT+通信で相互通信が可能なスマートトレーナーを用意する必要がある

ANT+通信で相互通信が可能なスマートトレーナーを用意する必要がある

 

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」スマートトレーナーコントロール機能 トップ画面の「コース」から、「コース選択」を選ぶ

トップ画面の「コース」から、「コース選択」を選ぶ

 

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」スマートトレーナーコントロール機能 取り込まれた「榛名山ヒルクライム」を選択するとシミュレーション開始画面が表示される

取り込まれた「榛名山ヒルクライム」を選択するとシミュレーション開始画面が表示される

 

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」スマートトレーナーコントロール機能 「スタート」ボタンでシミュレーションが開始される

「スタート」ボタンでシミュレーションが開始される

 

シミュレーションが開始されると、距離と勾配が記録されたコースデータに合わせて、スマートトレーナーの負荷が変動します。榛名山ヒルクライムのコースは実際に何度も走っているので、勾配の変化と実際のシーンと連動させながらリアル感を味わえました。ただし、初見のコースの場合は突然変化する負荷変動についていけなくなるかもしれません。ディスプレイ項目に「勾配」(斜度%)を表示させておくとよいでしょう。

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」スマートトレーナーコントロール機能 現在の勾配やゴールまでの残り距離を表示させておきたい

現在の勾配やゴールまでの残り距離を表示させておきたい

 

グラフで表示されるコースプロフィールは、コースの全長と現在の走行地点をリアルタイムに表示してくれます。今回はテストのつもりが、ついつい本気モードになってしまいGOALまでの残り距離をチェックしながらラストスパートをかけて全長14.7kmを走破。ハルヒルコースの特徴でもある終盤に登場する激坂区間など、実際に現地でコースを走っている感覚でしっかりと追い込むことができました。

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」スマートトレーナーコントロール機能 細かな勾配の変化と標高をグラフで表示してくれる

細かな勾配の変化と標高をグラフで表示してくれる

 

ヒルクライムコースの試走にオススメの機能

さて、リアリティという点では、実際の距離、実際の勾配の変化、それに伴うケイデンスの変化、そして、体感的なキツさを再現してくれます。

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」スマートトレーナーコントロール機能 勾配の変化(下段グラフ)と連動して、スマートトレーナーが負荷を変動させながらコースを走行する

勾配の変化(下段グラフ)と連動して、スマートトレーナーが負荷を変動させながらコースを走行する

 

ただ、当然ながらインドアライドのため、景色的な要素は一切ありません。この点ではトレーニング色が強く、ストイックな印象です。そのため、楽しむというよりも、ヒルクライムレースの試走やトレーニングツールとして活用するのがオススメかもしれません。日々のトレーニングのモチベーションが向上することは間違いないでしょう。

自宅のスマートトレーナーで全国各地のコースをシミュレーション走行ができる「スマートトレーナーコントロール」機能。今回は、自作したトレーニングメニューや走行ログデータの再現だけでなく、作成したルートを再現できる点に注目してみました。

 

■記事執筆者:橋本謙司(はしもと・けんじ)

スポーツジャーナリスト。自転車専門誌やランニング専門誌の編集者を経て、現在は、主にライターとカメラマンとして活動。Mt.富士ヒルクライム(一般の部)での総合優勝など、全国各地のヒルクライムレースで優勝多数。愛称は「ハシケン」。ホームページ http://www.hashikenbase.com

 

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