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困った事あるある

ヒルクライムで楽ができるスプロケットを選ぼう!

2019年3月29日

春を迎えて、イベントシーズンも始まりました。この先、ロングライドイベントやヒルクライムレースに参加する人も多いことでしょう。

これらふたつのイベントに共通するのが坂です。ヒルクライムはもちろん、ロングライドだって、坂道はあります。それも1つではなく・・・。そして、坂道に苦手意識を持っている人は本当に多いです。

今回は、そんなキツくて苦しい坂道を、一瞬にして克服できるアイテムを紹介します。

ヒルクライム

 

ギア(スプロケット)の交換

そんなアイテムあるはずがない! と思われるかもしれませんが、あるのです!

それは、後ろ側のギア(スプロケット)の交換です。今、愛車に装着されているギアの歯数を知っていますか。11段、または10段でしょう。そのうち一番大きな径のギアの歯の数を数えてみましょう。

25個または28個のことが多いはずです。この歯の数を30個以上に増やすことで、これまで苦しんでいた坂道が、ウソのようにラクに登れるようになります。スプロケットをビッグギアに交換するだけなので、誰でも手軽にできる坂道対策です。決して、頑張ってダイエットをする必要もないですし、機材の軽量化に大きなお金を投じることもありません。予算は1万円前後で済みます。

エントリーからミドルグレードの完成車に付いてくるスプロケットの歯数構成は、「11-25T」(トップ側が11個、ロー側が25個)や「12-28T」(トップ側が12個、ロー側が28個)が多いです。近年は、脚力のあるトッププロでも28Tやそれ以上大きなローギアを付ける傾向にあります。

外側の小さなギアを「トップ」、内側の大きなギアを「ロー」と呼ぶ

外側の小さなギアを「トップ」、内側の大きなギアを「ロー」と呼ぶ

 

スプロケットのロー側構成パーツを比較。左が最大25T、右が28Tだ

スプロケットのロー側構成パーツを比較。左が最大25T、右が28Tだ

 

最大歯数と対応するリアディレイラーを確認しよう

それでは、多くのホビーレーサーたちがヒルクライムに挑むにあたって最適なスプロケットのバリエーションを紹介しましょう。

下の一覧表は、ユーザー数の多いシマノのグレードごとにラインナップされる急勾配向きのスプロケット(ローギア28T以上)と、リアディレイラーのモデルごとに対応するローギアの最大歯数です。

ヒルクライムにオススメのシマノのスプロケットと対応リアディレイラー

ヒルクライムにオススメのシマノのスプロケットと対応リアディレイラー

 

対応しない場合もある

一点だけ注意して欲しいことは、装着されているリアディレイラーのタイプによっては対応しないスプロケットがある点です。ローギアのサイズが大きくなることで、リアディレイラーが正常に作動する「キャパシティ」が不足してしまうことがあるためです。

アルテグラと105グレードには11-34Tという勾配のキツイ急坂向きのスプロケットがラインナップされています。最大ローギアが30T以内であれば、いずれのリアディレイラーにも対応しますが、32Tや34Tの場合は、対応するリアディレイラーである必要があります。

SSはリアディレイラーのケージ長が短いショートケージモデルで30Tまで対応します。一方で、GSはロングケージモデルで32Tや34Tのスプロケットに対応するモデルです。

ビギナーはまず28T以上のスプロケットを装着しておきたいです。そして、脚力に自信がなかったり急勾配ヒルクライムレースなら30T以上がオススメです。

 

このように、急坂対策向けのスプロケットを1つ用意しておくと安心です。ギアが足りない!という状況にならないよう事前に対策をしておけば、足へのダメージを抑えながら、来たるロングライドやヒルクライムレースを楽しめることでしょう。

 

■記事執筆者:橋本謙司(はしもと・けんじ)

スポーツジャーナリスト。自転車専門誌やランニング専門誌の編集者を経て、現在は、主にライターとカメラマンとして活動。Mt.富士ヒルクライム(一般の部)での総合優勝など、全国各地のヒルクライムレースで優勝多数。愛称は「ハシケン」。ホームページ http://www.hashikenbase.com

 

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