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いまさら聞けないこと

3つの荷重を意識的に使い分ければ、ロングライドが楽に走れる

2018年10月29日

首や腕が張ってくる。腰が痛み出す。脚が疲れ出す。最近、スポーツバイクを始めたばかりだと、長時間乗っていなくても、これらの症状が出てしまうかもしれません。少なくもと、ロングライドを走ったことがある人なら、誰でも経験したことがあるでしょう。

そこで、これらの張り、痛み、疲れを軽減して、ロングライドを最後まで快適に走りきれるポジションを紹介します。ポイントは、3つのポジションを使い分けることです。ロングライドを、らくに走るためのコツを身につけましょう。

ロングライドのイメージ

ロングライドのイメージ

 

荷重する位置を意識的に変化させよう

日頃、走っているときに、バイクの上での荷重する位置を意識したことはありますか。バイクと身体の接点は、サドルとペダルとハンドルの3点です。そして、それぞれ、お尻、脚、腕で身体を支えています。無意識に乗っているだけでは、どこか1点にのみ荷重し続けるポジションで走っているはずです。こうなると、かなり頑丈な身体でない限り、お尻や脚や腕などに局所的なストレスがかかるのは当然です。そこで、ロングライドでは、バイクの上で荷重する位置を意識的に変化させることが重要なのです。

真横からのポジション

真横からのポジション

 

ペダルへの荷重を高めるポジションが基本

ペダルに大きなパワーをかけて、効率的にスピードを上げたいという場合は、ペダルへの荷重を高めるポジションがオススメです。ペダルへしっかり荷重するためには、ハンドルやサドルに大きく荷重してはいけません。ペダルに体重を乗せる意識を持つことがポイントです。実はこのポジションが、ロードバイクに乗る上でのポジションとしては基本になります。

 

定期的に前後へ荷重を微調整しよう

ペダルへの荷重を高められれば、力強いペダリングができるようになります。ただし、上体を体幹で支える必要があります。初心者にとって、長時間体幹を意識し続けることは少しハードルが高いでしょう。そこで、荷重位置をハンドル側(前方)やサドル側(後方)へ定期的に微調整しながら、身体にかかる負荷を分散してあげることが、今回のテーマでもある、ロングライドを楽に走るためのコツです。

 

サドル荷重が悪いわけではない

荷重を前方へ移動する場合でも、ハンドルへ全体重を乗せてしまうとバイクコントロールが不安定になるので、気をつけましょう。サドルへの荷重を抜くイメージを持つとよいでしょう。そして、腕は突っ張らず、肘をやや曲げたフォームを作ります。

前荷重で腕を曲げたフォーム

前荷重で腕を曲げたフォーム

 

一方で、荷重を後方へ移動すると、腕への負荷が軽減され上体が楽になります。

後荷重でサドルに座ったフォーム

後荷重でサドルに座ったフォーム

 

初心者の中にはサドルへどっしりと座っているケースも見られます。一時的にサドル荷重のポジションを取ることは悪いことではありません。要は、身体と接している3点への荷重の使い分けが重要なのです。

3つのポジションを使い分けることで、ロングライド後半でも身体への局所的な疲労を軽減でき、最後まで楽に走り続けることができるようになります。今度の週末、バイクの上での荷重を意識的に変化させてみましょう。これまで感じたことのない、快適なライドを楽しめるはずです。

 

■記事執筆者:橋本謙司(はしもと・けんじ)

スポーツジャーナリスト。自転車専門誌やランニング専門誌の編集者を経て、現在は、主にライターとカメラマンとして活動。Mt.富士ヒルクライム(一般の部)での総合優勝など、全国各地のヒルクライムレースで優勝多数。愛称は「ハシケン」。ホームページ http://www.hashikenbase.com

 

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