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STRAVA ライブセグメントを使いこなす その1 ~その魅力を紹介~

トレーニングアプリ「STRAVA(ストラバ)」の人気機能を活用

パイオニアの新型サイクルコンピューターSGX-CA600を使い続けておよそ半年。レースやロングライドで役立つデータのカラーグラフィック表示や、仲間のライドデータをチェックしながらグループライドを楽しめるライブパートナー機能など、期待を裏切らない独自の機能が多く搭載されています。

さて今回は、そんなSGX-CA600と連携可能なアプリ「STRAVA」の人気機能「ライブセグメント」の魅力を紹介します。STRAVAの概要については、こちらを参照してください。

 

過去の自分や区間最速タイムにチャレンジ

ライブセグメントの説明の前に、まずは「セグメント」の概要について紹介します。

「セグメント」とは、ある一定区間のデータをオンライン上で集計した記録の蓄積です。過去の自分の記録、さらには他の不特定多数のライダーが記録した同一区間のデータが、オンライン上で管理されています。

そして、再びそのセグメント(区間)を通過するときに、過去の自分の記録や他のライダーの記録と比較しながら走行できます。この機能を「ライブセグメント」と呼びます。

STRAVAのセグメントは無数にあり、人気のあるコースからあまり記録がないマニアックなコースまで様々です。

STRAVAのセグメントは無数にある

STRAVAのセグメントは無数にある

 

ロングライドに出かけると、自動的に数多くのセグメントデータが計測されます。中でも、ヒルクライムのセグメントは「KOM」と呼ばれ、ヒルクライマーを中心にランキング上位を目指したり、パーソナルレコード(PR)更新を目指たりして、たくさんのサイクリストがチャレンジしています。

 

スマートフォン上だけで運用できるシンプルさ

パイオニアのSGX-CA600でライブセグメント機能を使用した場合は、指定のセグメント区間に近くと自動的に「セグメント開始」となります。

パイオニア新型GPSサイクルコンピューター「SGX-CA600」では、指定のセグメント区間に近くと自動的に「セグメント開始」となる

SGX-CA600では、指定のセグメント区間に近くと自動的に「セグメント開始」となる

 

使用方法は、専用アプリの「Cyclo-Sphere Control App(シクロスフィア コントロールアプリ)」とSTRAVAを連携するだけです。スマートフォンで設定するだけでライブセグメント機能を楽しめます。

そして、ライブセグメントでは、過去の自分の位置とリアルタイムに比較しながら走ることができます。これこそライブセグメントの最大の魅力です。

実際にレースをしている感覚になり、ベストタイムを記録した際のタイム差も表示してくれます。ディスプレイの画面をマップ表示に切り替えれば、過去と現在の走行位置も表示させながら競い合うことができます。そして、セグメント区間が終わると、自動的にセグメント測定が終了し、アプリケーションを経由してデータがオンライン上で記録されます。

 

今回は、STRAVAの人気機能「ライブセグメント」の魅力を紹介しました。次回からは、パイオニアのSGX-CA600との連携方法、さらには実際に走行した際にどのように表示されるのかなど、より細かくライブセグメントについてレポートしていきます。

 

■記事執筆者:橋本謙司(はしもと・けんじ)

スポーツジャーナリスト。自転車専門誌やランニング専門誌の編集者を経て、現在は、主にライターとカメラマンとして活動。Mt.富士ヒルクライム(一般の部)での総合優勝など、全国各地のヒルクライムレースで優勝多数。愛称は「ハシケン」。ホームページ http://www.hashikenbase.com

 

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