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「AlterLock」は輪行・遠征にも役立つ ~愛車から目を離している時の安心感は絶大~

盗難防止デバイスの「AlterLock(オルターロック)」が装着された愛車のLOOK785。シートチューブとボトルケージとの間に挟まれたスタイリングもずいぶんと見慣れてきました。やはりロングライドやトレーニングで外へ走りに出かけたさい、途中のコンビニなどでの休憩シーンでAlterLockのありがたみを強く感じています。

盗難防止システム「AlterLock(オルターロック)」

盗難防止システム「AlterLock(オルターロック)」

 

今回は、しばしの夏休みを取り、毎年訪れている長野県の乗鞍岳へ走りにいってきた時のレポートを交えながらAlterLockのシステムを紹介していきます。

 

輪行中の設定

乗鞍岳のある長野県松本市までは、新宿から特急あずさで向かいます。

特急あずさ

特急あずさ

 

AlterLockは大音量でアラートを発して知らせてくれる反面、電車やバスなど公共の場では誤作動によって音が発しないか心配になるかもしれません。でも、心配はご無用です。基本的にはオートガード設定にしておけば、不意に振動が加わってもアラートが鳴ることはありません。

ただし、電車ではトイレに立ち愛車から離れることもあるかもしれません。そこで、輪行中はいったんオートガードを解除して、手動設定に切り替えました。ポイントは、電車の振動で誤作動が起きないように振動検知感度を「低」(感度が低い)にしておくことでしょうか。

一方、車内空間は狭いため、電波強度は1~5段階のうち1(微弱なため電波の届く範囲が狭い)にします。

AlterLockアプリ:オートガード、アラーム等の設定画面

AlterLockアプリ:オートガード、アラーム等の設定画面

 

指定席特急の輪行では、事前に車両の最後部座席を予約して、座席と壁の隙間にバイクを収納することが多いですが、仮に席を確保できずに、荷物スペースと席が離れていても安心です。電車がホームに到着するたびに、バイクの存在を確認しにいく必要もありません。

車両の最後部座席と壁の隙間にバイクを収納

車両の最後部座席と壁の隙間にバイクを収納

 

夏の乗鞍で

夏の乗鞍岳はサイクリストで賑わっています。この日も多くのサイクリストたちと出会いました。

乗鞍もサイクリストを受け入れる環境が整いつつあり、スタート地点の乗鞍観光センターやゴール地点の畳平にはバイクラックが設置されています。ショップに立ち寄って補給するときなど、ほんのすこしの間でも愛車から目を離している時の安心感は絶大です。

AlterLockの装着箇所、乗鞍岳の看板をバックに

AlterLockの装着箇所、乗鞍岳の看板をバックに

 

愛車から目を離している時の安心感は絶大

愛車から目を離している時の安心感は絶大

 

夏の乗鞍

夏の乗鞍

 

「オートガード」機能

盗難防止デバイスとしてAlterLockが優れている点は、一回一回施錠をせずとも自動的に施錠のON/OFFを切り替えてくれる「オートガード」機能が搭載されていることです。今回、輪行時は手動に切り替えましたが、基本はオートガード設定がオススメです。

ブルートゥースで通信しているため、デバイスからスマートフォンが離れる(人が離れる)と、自動的にガード機能が作動します。逆に、デバイスに近づく(愛車が目に届く場所)と、自動的にガード機能が解除される仕組みになっています。

これだけでも、重たい鍵を持ち運ばずに済むだけでなく、施錠をする手間が省けます。まさに目に見えない鍵といった印象です。

 

今回は、ひと足早い夏休みを使って実際に乗鞍岳へサイクリングに出かけた時の様子を、写真を交えてレポートしました。梅雨も明けて夏本番!サイクリングのお供にAlterLockがあると安心です。

 

AlterLockの運用方法

最後に、AlterLockの運用方法です。まず、デバイスキット(8,900円)を購入します。インターネット通販サイトや取り扱いサイクルショップで手に入れることができます。

そして、手持ちのスマートフォンにAlterLockアプリ(無料)をインストールして、スマートフォンとデバイスをリンクさせます。この時、バイク情報やサービス利用料の支払いに必要な各種情報を登録します。最後に、サービス利用料として(月額390円)を支払います。年間3,900円なので年間払いがお得です。

 

■記事執筆者:橋本謙司(はしもと・けんじ)

スポーツジャーナリスト。自転車専門誌やランニング専門誌の編集者を経て、現在は、主にライターとカメラマンとして活動。Mt.富士ヒルクライム(一般の部)での総合優勝など、全国各地のヒルクライムレースで優勝多数。愛称は「ハシケン」。ホームページ http://www.hashikenbase.com

 

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